僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜
近くのベンチに座り、目に焼き付けていると
「あなた誰?」
振り返ると、ランドセルを背負った女の子が不思議そうに俺を見ていた。
俺のこと知らないのかな……?
あ、伊達眼鏡しているから気づいてないのか……
「ここに来るの始めて?」
「あ、うん……」
すると、すごく嬉しそうな顔をして
「ここのひまわり畑すごくキレイでしょ?」
「うん、ひまわりってこんなにキレイなんだね。」
「お母さんに教えてもらってから、ここ奈緒のお気に入りなの。」
「へぇー。」
「それにね、ひまわりってすごいんだよ?」
「どうして?」
「太陽に向かって咲かせているでしょ?それが前を向いて向き合っているみたいですごいなって思うの。
奈緒もひまわりみたいになりたいなぁ〜」