僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜



ーー2日後。




一昨日のモヤモヤも現れず、いつものように順調に撮影をしていたときだった。




「遥希‼︎」




いつもは冷静な渡部さんが慌てて俺に近づいて来た。



ーードクンッドクンッ



同時に一昨日のモヤモヤも現れた。



まただ……



それに、一昨日に比べものにならないくらいだ……




「落ち着いて聞いてくれ。」












気がつくと、病院のイスに座っていた俺。



どうやって病院に来たのか分からない。



ただ、渡部さんのあの言葉が頭の中をグルグル回っていた。




『遥希のお父さんから連絡があって、遥希のお母さんの病態が悪化して、生死を彷徨っている。』



『生死を彷徨っている……?』




渡部さんの言葉を思い出す度に、心臓がドクドクうるさいくらいに動いている。



他のことは何も考えられなかった。



ずっとウソだウソだと思い続けていた。



でも、病院にいる父親を見た途端ウソじゃないんだなと客観的に見ていた。






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