僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜
顔を上げると、父親が目の前に立っていた。
「いっしょに来てくれないか?」
「やだ……。俺行きたくない……」
父親の言葉が母親とのお別れみたいに聞こえた。
母親とお別れするなら、ずっとここにいた方がマシ。
その間も涙は止まらなかった。
「遥希、お願いだ。いっしょに来てくれ。」
「絶対行かない‼︎お母さんとお別れしたくない‼︎」
「遥希‼︎」
大声を出した後、俺の肩を掴んでしゃがみ込んだ父親。
「俺だってお別れしたくねぇよ……。でもな、お別れしないと母さん天国に行っても幸せになれない。だから、お別れしよう、な?」
父親の顔をよく見てみると、目が真っ赤で頬には泣いた後があった。
父親も俺と同じくらい……いや、俺以上に悲しかったはず……