【新】俺様社長の溺愛
「理人が、愛海に会いたいって、うるさいの。

今までこんな事なかったんだけどね?

理人、愛海が、妹みたいで可愛いって言ってて。

私もそれがよくわかるのよね~。

いっそのこと、私たちの妹になればいいのにって、

よく思うのよ・・・」


「歩さんや、理人さんは、優しいですよね」

「そんな事無いわよ?理人は、私が怖いって言うんだから。

怒らせると手におえないってね」

そう言って歩は笑った。


「・・・行こうかな」

歩きながら、ボソッと呟いた。


「よし、行こう行こう。理人も喜ぶわ。

来ると信じて、美味しい料理を作るって言ってたから」

歩の言葉に笑顔になった。


「あ。笑った!・・・そうそう、愛海は、いつもその笑顔がなきゃね」

歩は、私の笑顔を見て、本当に嬉しそうな顔をしていた。


…歩は、私の姉のよう。

本当に、お姉さんならよかったのにな。

そしたら、もっと色んな事相談したりできるのに。
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