【新】俺様社長の溺愛
・・・時々気になって、おでこに手を当てた。

そして安堵の溜息をつく。

・・・熱は上がっていない。

もう少し、寝かせてあげよう。

柔らかな髪を優しく撫で、秀人を見つめる。


・・・こんな穏やかな時間が、あとどれくらい送れるだろう。

秀人は、大きな会社の社長なのだ。

休みもままならないほど、あちこち飛び回っている。


本当に永遠に一緒にいる事は可能なのだろうか?


秀人の寝顔を見つめたまま、そんな事ばかり、

考えてる自分がいた。
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