【新】俺様社長の溺愛
「綾瀬を頼まれたよ、幸せにしてやってくれって。

綾瀬を幸せに出来るのは、オレだけだろうってね」


「・・・」

お義父さんがそんな事を言ったとは。

驚きを隠せなかった。

…お義父さんは、安西課長の気持ちを知ってるに違いない。

それを見込んでの言葉だろう。


…お義父さんの事を考えると、そうするのが一番いいのかもしれない。

・・・頭では分かっているけど、心がそれを拒否する。


…今はまだ、心の中には、秀人しかいないから。


「私は先に仕事に戻る。もう少し落ち着いてから、

仕事に戻って来い・・・

化粧も、直した方がいいな?涙で、崩れてる」

そう言った安西課長は、オフィスに戻っていった。



…私の心は沈んだまま、

でも、いつまでもこんな所にいても仕方がない。

・・・しばらくして、私も、化粧室で化粧を直し、

オフィスに戻って、仕事をこなした。

< 87 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop