【新】俺様社長の溺愛
・・・今週は、まだ一度も、愛海に会えていなかった。

海外の支社に出張で、それが長引いたせいだった。


…1週間ほどで、仕事が終わり、日本に帰国した。


…明日は午後から出社すればいいようになっていた。


オレは迷わず、夜の高速を飛ばし、愛海の家に向かった。


ただ今の時間、午後9時少し前。

愛海はまだ、起きているに違いない。


オレは迷わず、インターホンを押した。

…だが、それに何の応答もない。

…まだ、帰っていないのだろうか?


…もう一度だけ、鳴らしても返事がなかったら、帰ろう。


そう思い、インターホンを鳴らした。


…ガチャ。

そっと、玄関が開いた。


「…悪い、もう寝てたのか?」

出てきた愛海にそうお声をかけた。


「・・・ううん、起きてたよ?」

そう言って微笑んだ愛海の瞳は、真っ赤だった。
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