【新】俺様社長の溺愛
「…そうだね、秀人で私を一杯にして」

そう言うしかなかった。

…心に、体に秀人を刻む。

それを永遠に、胸に刻めば、一人でも大丈夫。


今夜の秀人を、この目に、焼き付けていく・・・


「…愛してる、愛海」

「…私も、愛してる・・・」


力強い秀人の腕に抱かれ、私は分からぬように、

涙を流した…



…午前5時。


・・・秀人は私を抱きしめたまま、

寝息を立てている。


…気づかれないように、私は秀人の腕からそっと抜け出した。


…着替えを済ませ、

まだ眠っている秀人の寝顔を見た。

…何も言わずに、去っていく私を許してください。


枕元に、ワインレッドのスマホを置いた。

そして、そっと、秀人のおでこにキスを落とした。
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