もっと甘く   ささやいて
「もう他に隠して貯め込んでいるものはないだろうね?」

「それがまだあるのです。」

「信じられない。それも書きっぱなしの未修正なのか?」

「村田さんに認めてもらいたくて、吐き出せるものは限界まで吐き出したかったの。」

「それで、何を吐き出せた?」

「シナリオを書きました。」

「まさか、どこかに売るつもりか?」

「十本あります。プロのエージェントにお任せしました。」

「はぁ~あ、参った。やってくれるな、君は。姉さんが小躍りしただろう。」

「弘子さんが地球の裏側にいる理由がそれです。」

「恐ろしいな。私の腕の中にいるのがドル箱ライターとは。」

「一本は決まったらしくて。有名なアニメ映画の製作会社です。タイトルは『宇宙のゴミ屋』。宇宙に散らばったゴミを拾って生計を立てながらボロい宇宙船で旅をする子供達の英雄ストーリーです。」

「ゾッとするよ。社で出しているものと全く違うジャンルじゃないか。」

「村田さんに愛されて、もっともっと書きたいです。私のペンは誰にも止められない所か、村田さんが私を加速させているのかも。」

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