春恋~春来い~
「蒼太!!」










「…………ん?…ここ病院?」









「良かったぁ…」











とりあえず、まずは家族だけで話すということで、私達は退室した。










「和葉…ごめん。私が…蒼太を…」










「……………ハルは悪くない。悪いのは運転手。」









和葉は座り込んで泣き始めた。私も涙が出てきちゃうよ…










プルルル…プルルル…










「っ………もしもし…」










「こちら、警察です。先程の運転手は危険運転過失致死傷罪で逮捕しました。事故の原因はわき見運転でした。15年以下の懲役が付くと思われます。」










「……はい…。」











「運転手が、ケガをされた方に謝りたいそうです。電話か、もしくは刑務所に来てもらえますか?」









「本人に聞いてみます……」











「分かりました。では、お決まりになりましたら、お近くの警察署へお願いします。お怪我が早く治る事を祈っています。では、失礼します。」









……謝って済む事なの?よそ見しながら運転して…ケガさせて…












病室のドアが開き、両親が出てきた。








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