春恋~春来い~
そして、また、病室の扉が開いた。
入って来たのは俺の担当医だった。













「せっ、先生!俺、俺は…」














「まぁまぁ、落ち着いて。その方は友達でいらっしゃいますか?」













「あ、はい。」












「蒼太くん、両親は、今日は?」












「今日は来ないです。」












「…そうか。まぁ、良いか………












………朗報だ。明日、退院出来る事になった。くれぐれも今夜、逃げ出さないように。」










「先生、まじだよね?ヤッター!!」












「そ、蒼太!しー!ここ病院!」











「両親にも連絡は入れとく。では。」












担当医は白衣をひるがえして、部屋を出ていった。





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