春恋~春来い~
「ハルちゃん、もしかしてずっとここにいた?」













「あぁ、さっきまでいたけど…」














「さっき、偶然会ったんだけど…俺と目が合ったら、なんか、分かんないけど涙目になって走って行っちゃったんだよ。俺って避けられてんのかな?最近、話しかけてもくれないんだよね…」











「お前、何か悪いことしたのか?」











「心あたりは無いけど…。」












「でも、ハルは今日、お前の話はしてなかったぞ。」












「それって良いのか…悪いのか…
後、もうひとつ重要な話がある。」













「俺もハルちゃんが好き。」












……………何!?











「俺、この前、上野さんに告白されたんだ。…でも、断った。まだ良く知らなかったし。その後、俺は誰が好きなんだろう、って考えてみた。その結果が…ハルちゃんだったんだ。」










「…ライバル出現か。でも、日曜までは俺の彼女だからな。」












「うん、分かってる。でも、その後は、こんな俺でも、容赦しないからね」












ニコッと笑った顔はは、正直、俺でも惚れるくらいかっこ良くて、カワイイ。でも、俺だって諦めない。嫌われたって、この気持ちは変わらない。
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