マーメイドの恋[完結]

そして、舌で転がすように愛撫し吸うと、夏子が声を出した。
夏子が感じてくれている。


倉沢は、夏子をもっと悦ばせたくて、全身を愛撫し足を開かせて、その部分も舌を使った。


「夏子」
そう言って、倉沢は夏子の中にゆっくりと入った。


今までのセックスでは感じたことのない快感が、自分のそれの先端から全身に走り抜けた。
好きな女を抱くということは、こんな感じなのかと思った。


倉沢も、人並みにセックスはしたくなることもあり、何人かの女を抱いたが、身体は興奮していても、気持ちがどこか冷めていて、中に出し入れしているうちに段々と快感に変わり、気持ち良くなっていくうちに、この先もこの女とセックスしてもいいような愛おしさが湧いてくる気もしたが、それも絶頂をむかえてしまえば、そんな気持ちもなくなるのだ。


< 144 / 169 >

この作品をシェア

pagetop