今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
 俺達の足は自然と体育館に向かった。


 一度くらいは陽菜の勇姿を見てみたい。

 バドンミントンのこと全然知らないしな。
 全国優勝者なんて、そこらへんにゴロゴロといるもんでもないし、プレイヤーとして憧れるのも分かる気はする。

 身近にそんな選手がいるとモチベーションだって上がるだろうし。


 キィと小さくドアの開く音がして、俺達は体育館の中に入った。

 入口の扉はピタリと閉じられたまま。

 中に入るのが躊躇われた。

 部外者だから、それだけでドキドキする。
 ホントに入っていいんだろうか?


 扉のガラス部分から、中の様子が仄かに見えた。

 部員達がコートの中で動いている姿。
 男子と女子の姿。

 男女部一緒に部活をしているみたいだった。



 女子だけでなくてよかったとホッとした。

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