今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
 世界。

 たかだか、部活動の一環じゃなく。
 たかだか、高校生ナンバーワンじゃなく。


 その先には、大きな世界があって、遠い未来じゃなくて、近い未来に実現されるかもしれない。

 突きつけられた現実は、俺にとっては想像もしていなかったことで……


「そんな凄い子だから、萌絵が夢中になるのも分かるし、張り切らざるを得ないこともね。初挑戦のダブルスだからって、陽菜に黒星をつけさせるわけにはいかないって、ずっと頑張っているから、少しでも応援してあげないと」


 言葉がなかった。


 スマッシュを決めるとお互いにハイタッチをして、失敗すると1つ息をついて、次に向かっていく。



 刻まれていく1つ1つのプレイが世界へと繋がっていくんだろうか?

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