今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
「違うだろ。おまえが悪いとは思ってないし。それよりも何も分かってない俺の方が悪いんだよな」

 って、言ってみたけど、俺の何が悪かったんだろう?

 そもそも顔を見せた時点でアウトだったのか?

 ループ状態。
 同じところをグルグルと回って、答えに辿りつけない。


「どうする? 帰るか?」

 祐太朗の問いに俺は首を振った。

 陽菜が心配。
 あれからどうしたんだろう。

 体育館からいなくなって、今は戻っているんだろうか?
 練習している?

 もう一度戻って確かめてみたい……


「このまま、待ってても、町田さんには会わせてもらえないと思うぞ」

「だろうな。それでも待ってみる。陽菜に謝らないと」

 それにここで帰ってしまったら、陽菜との繋がりが消えてしまいそうで、そのほうが怖い。

「俺も帰れないしな。一緒に待つか」



 俺達は校門前に移動して待つことにした。

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