今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
「切り捨てるっていうのは、大袈裟かもしれないけど、真剣に練習している部員達からすれば、一度も練習に来ないやつなんか、邪魔な存在でしかないだろ?」

 ひとしきり笑った後、航太が真面目な顔をした。

「言われてみれば……」

 
 中学の時はそれなりに頑張っていたし、レギュラーだった。
 レギュラー争い、ポジション争いが、かなり熾烈だったから。
 高校では楽に息を抜きたかった。

「経験者だって言ってただろ? 籍を置いているってことはサッカー好きなんだろう?」

 こいつ、痛いとこついてくる。
 好きか嫌いかって、聞かれたら、

「まあな」

 嫌いとは言えない。

 
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