久しぶりだね初対面
帰宅して早めの夕食と入浴を済ませ、自室のベッドで横になる。

帰っても、今日の不思議な双葉とのやり取りは頭から離れない。

何だろう、とても大事なことのような気がしてならなかった。

人間というのは不思議な生き物だ。

虫の知らせという奴なのか、本能や第六感のようなものなのか、訳もなく感じ取る事がある。

それが何かとも分からないまま理解するんだ。

これから「何か」が自分の身に降りかかる事を。

…たまらなく眠くなっていた。

余計な事に気を回しすぎたせいかもな、などと思いつつ、意味もなくつけていたBGM代わりのテレビを消し、ベッドに体を預ける。



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