DL♥︎マスクの奥の。

その顔はとても嬉しそうで。

始めて間近で見る先生の顔に、またもや胸の鼓動が早まった。


そ、それより


「先生っ!?そ、それって…」


思わず大きく声をあげてしまった私。

そんな私の言葉に、恥ずかしそうに視線を外した先生が小さく呟いた。



「…いつからなんて、聞かないでくれよ。気づいたら、、そうなってたんだから。」


頬を赤らめるその姿に胸の奥がキュゥと震える。


「わ、私、、私…」


嬉しい。

嬉しくて、嬉しくて。


さっきとは違う涙がポロポロと溢れ出した。
< 16 / 25 >

この作品をシェア

pagetop