DL♥︎マスクの奥の。



「…….…えぇえ?!!」



少し間を置いて、発せられた先生の驚きの声。

その声があまりにも大きくて、私の身体がビクんっと揺れたと同時に、奥の部屋に居たスタッフの方達までもが騒ぎ始めた。



「せんせ〜?どうかされました〜?」

「い、いや!何でもない!!」



距離のある声に、慌てて返事をする先生。

先生のこんな姿、初めて見ちゃった。

呆気に取られ、ポカーンとしてしまう私をよそに、先生は「はぁー…」と溜息を零し、再び自らの髪をくしゃりと掴む。

いつもの落ち着いてニコニコとしてる柔らかいイメージに比べ、今は全くの逆。


せんせ…一体どうしちゃったの?

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