奏〜sou〜
3年生でコンクールメンバーから外れたのは…。
「赤井先輩…?」
なんか無性に腹が立ってきて、
私は3年生に言った。
「あの人がコンクールに出られないのは、
当たり前ですよ。
練習だってサボってばっかり。
出られるわけがない。」
すると、3年生は言った。
「そんなのは、俺らには関係ねーから。
ただ、西岡美音の腕骨折させて、
やっちゃってよ、って言われただけよ。」
やっちゃって…?
由里と顔を見合わせて、逃げようとした。
が…。
3年生が由里の手首を掴んだ。
ドン!!
「由里!逃げて!早く!!」
由里は、慌てて走り去る。
ドカッ
「うっ…」
背中を足で蹴られて、
私は地面に倒れこんだ。
「赤井先輩…?」
なんか無性に腹が立ってきて、
私は3年生に言った。
「あの人がコンクールに出られないのは、
当たり前ですよ。
練習だってサボってばっかり。
出られるわけがない。」
すると、3年生は言った。
「そんなのは、俺らには関係ねーから。
ただ、西岡美音の腕骨折させて、
やっちゃってよ、って言われただけよ。」
やっちゃって…?
由里と顔を見合わせて、逃げようとした。
が…。
3年生が由里の手首を掴んだ。
ドン!!
「由里!逃げて!早く!!」
由里は、慌てて走り去る。
ドカッ
「うっ…」
背中を足で蹴られて、
私は地面に倒れこんだ。