Doll‥ ~愛を知るとき


お風呂を出て髪を乾かし、リビングルームに戻った。

浩也はソファに寝そべって、まだテレビを見ていた。


リビングルームの隣室は和室。

彼は、和室に布団を敷いて休むと言った。

その言葉を聞いた時、とてもホッとした。

一緒に眠るなんて、まだ、あたしには難しい。


退院して以来、ずっと神経が張り詰めている。

だから、とても疲れていた。


「おやすみなさい。」

その一言だけを告げて、寝室に向かおうとした時

「愛波。」

浩也が呼び止めた。


 
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