Doll‥ ~愛を知るとき
外の空気に触れて食事をすると美味しい。
多めに作ったお弁当は、綺麗に片付いた。
容器を纏めてバッグに入れ、芝生に寝そべる樹の隣に、あたしも寝転んだ。
太陽は、ほぼ真上にあって眩しさに目を細める。
片手を目の上に翳して影を作り、あたしは うっすら開けた目で空を眺めた。
水色の空に、ゆっくりと雲が流れていく。
少しずつカタチを変えて‥。
あたしも樹に出会って、少しずつ変わった。
彼のすきなカタチになった。