Doll‥ ~愛を知るとき
明るいトーンの茶色の髪は、樹に似合っている。
黒のカットソーから覗く鎖骨もセクシーだと思う。
スレンダーなのに筋肉質な均整の取れた身体(カラダ)。
ふと、シャツの下の肌に触れたいと思った。
「愛波、今、なに考えた?」
見透かされたみたい。
樹に訊かれて戸惑ってしまう。
「ひみつ♪」
「そっか、言えないことか。」
意味深な笑みを見せる彼に、あたしは三角おにぎりを手渡した。