Doll‥ ~愛を知るとき


離れていた時間が長かったから、ママに甘えているだけ‥

そう思う反面、

ママより、お祖母ちゃんがいいの?

と、ココロの何処かで愛翔を責めている。


教習所の託児室に預けていた時は、こんなことは無かったのに‥。

その思いが大きかった。


浩也と朝美さんのこと、久しぶりの仕事、それに愛翔の泣き声。

疲れが どっと押し寄せて来た。

気持ちに余裕が持てなくなっていた。

抱っこしても宥めても、愛翔は泣き止まない。

「もう!泣かないでよ!」

気付けば、あたしは愛翔を怒っていた。


 
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