Doll‥ ~愛を知るとき
深刻な話になるかもしれない‥
ここに来るまでに、そんな懸念はあった。
だけど、樹に会って、そうじゃなかったことに気持ちは軽くなっていた。
数分ほどで、樹は戻って来た。
駐車場に行くと、あたしの車は白い枠の中に収まっていた。
「停めてていいの?」
「ん?オレの駐車場だからな。」
白いスポーツカーがゲートの側に停まっている。
樹が入れ替えてくれたんだと分かった。
「ね、あの車、樹の?」
「そう、カッケーだろ。」
「うん♪」
車のことは、よく分かんない。
車種とかモデルとか、そう言うの興味無い。
だけど、樹が乗っているからカッコイって思った。