Doll‥ ~愛を知るとき


今日だけは‥

樹と過ごせる時間だけは、愛翔のことも考えない‥


そう決めたはずなのに、無意識に愛翔のことを気にしている。

そんな自分に、ちょっぴり切なくなっていた。


「ごめんね。ボーッとしちゃってた。」

「もうすぐ着くよ。」

「うん。」


前方に体育館のような建物が見えて来た。

樹は、ウィンカーを出して速度を落とすと、右折して駐車場に入った。


 
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