Doll‥ ~愛を知るとき


「けど、本気でやるなら保険なんか掛けちゃいけなかったんだよな。」

「なんで?」

「甘えが出るからな。結局、リアルに掴みやすい夢に乗り換えることになった。大人になるにつれて現実を見るようになってさ。」

「そっか‥。でも、フードカフェを経営するって夢も素敵だと思う。」

「愛波に再会出来たしな。」

「うん。」


樹は優しく微笑むと、あたしにコントローラを差し出した。


 
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