Doll‥ ~愛を知るとき


「イヤ‥。ヤメて‥。」

そんな風に抗うと、樹は燃える。

「ホントにヤメてもいい?」

意地悪く囁いて

「ヤメないで‥。」

そう、あたしが哀願するのを楽しんでいる。


支配欲‥、なのかな?

あたしを服従させたいんだ。


「愛波、もっと声出せよ。」

樹の動きが激しくなった。



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