触れる体温
「谷川先生。」

金沢先生に呼ばれて、横を見ると、予想しなかった程近い距離に、金沢先生の顔があった。

先生の手のひらが、私の頬に触れた。

え?っと思ったのもつかの間、唇にそっと、金沢先生の唇が触れた。

状況が飲み込めない。

頬に触れた手のひらから、金沢先生の体温がじわっと広がっていた。

< 8 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop