手に入れたいのはお前だけ。
スタイルとか、美貌とか。
そんなのどうしようもないことなのに。
やっぱりこうやって見せつけられると、なんかショックを受けちゃうっていうか。
もっとおとなになりたい。そう思った。
ーーー海の家に飲み物でも買いに行こう。
太陽に照らされて暑くなったし。
浜辺から立ち上がると、なんだかふらっとした。
これは至急水分とらなきゃ。
ちょっと急ごうと歩みを進めると、ドンと誰かにぶつかった。
「……わ、」
ぶつかった拍子によろめき、誰かの腕で支えられた。