Melty Lesson
本当ですか?と確かめるように先生を見つめる。
「そんな……まさか……」
嘘でしょ?本当に?
しつこいくらいに心の中で繰り返して思ってしまう。
「僕は冗談なんかでこんな事は言わないよ。それに、わざわざ教室の外に出て勧誘もしない」
「勧誘……」
「覚えてくれているかな。二年前、教室の前にいた君に“僕が指導する”って言った事」
覚えているも何も……はっきりとあの日の出会いは心の中に焼きついてる。
「もちろん……です……」
震える声でそう伝える。