夢蝶 ~なによりも大切なもの~
「…い、伊月さんに、理事長……で、玲先…!?!?」
海斗が、清瀧全員の思いを言ってくれた
そう、その3人が揃ってやってきたのだ
「ど、どうしたんですか?お揃いで。」
俺は、じゃれあっている3人に聞く。
「ん?あれ、柑奈に聞いてない?俺ら、
明日の抗争参加すんの!」
…伊月さん。俺、聞いてません。
「伊月ー、一応言っとくけど、俺ら、伊月の1つ上の代なんだけどー。先輩なんだけどー。」
「知ってますって!大樹さん怖いっす!」
「あー、わりいな。こいつら、現役んときからこんなんなんだよ。」
騒ぎ出す2人をよそに玲先が話す。
「え、玲先も参加すんの?」
「あぁ。てか、唯。敬語。」
「えへへ、くせで☆」
「俺には、可愛いの通じねえぞー。」
唯の勇気もすごいと思う。うん。