〖短編〗2度目のサヨナラ。
『どうして、あたしの名前を知ってるんですか…?
アナタは誰ですか?
どこかで会ったんですか…?』
「なっ…!
瑠羽、オマエ…」
『どうして?』
「…いや、そうか…
自分のことを…」
男の人は、何かぶつぶつ言ってるけど聞こえない。
『あのっ…!!「ここへはなにしにきた?」
『あ、えっと…宏斗を、失踪した幼なじみさんの代わりに見守ろうと…』
「…!!
…オマエはどこまで知っている?」
『あの、宏斗の幼なじみが失踪して…宏斗はその子が好きで、今も帰りを待ってるって…』
「それだけか?
幼なじみについては?」
『あの、詳しくは知らないけど、女の子って事は…』
そう言うと、男の人は深くため息をついた。