年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
出勤すると彩乃がインフルエンザで欠席すると連絡が入っていた。朝会で部長は皆に奴のフォローに入るよう指示した。彩乃は個人経営のレストランが担当で、私も外回りついでに数件試供品を届けると申し出た。
『夕食に寿司はいかがですか?』
しばらくして由也くんからメールが来た。私は新装開店した回転寿司をリクエストした。夕飯の後はうちでゆっくり話したい、そう思ってメールを返した。由也くんからまたメールが来る。会社の近くまで迎えに行きます、って。
午後は試供品を預かって彩乃の担当箇所を回った。