年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
1軒目はご夫婦で切り盛りしてるカフェ、生憎ご主人は買い出しで不在だったけど、奥さんに試供品を手渡してついでに出来立てあったかプリンの売り込みもしてきた。穏やかな奥さんはカフェの美味しいコーヒーを御馳走してくれた。しかし2軒目。
「彩乃ちゃんは?」
「体調を崩しまして代わりに」
「長谷川綾香……。同じアヤちゃんでもかなり違うな……」
中華料理の店。初対面で名刺を差し出すと、脂ぎった見た目のでっぷりとした店主は私を足元から舐めるように見て舌を鳴らした。ムカついたけど笑顔で試供品を渡し、プリンの宣伝もする。
「あったかプリン? 置いてやってもいいぞ」
「本当ですか?」
「そのかわり……」
「ひぃっ!」
店主は私の胸を指でプニプニと突いた。
「ここに俺のを挟んでくれたらな」
「へ??」
「彩乃ちゃんは?」
「体調を崩しまして代わりに」
「長谷川綾香……。同じアヤちゃんでもかなり違うな……」
中華料理の店。初対面で名刺を差し出すと、脂ぎった見た目のでっぷりとした店主は私を足元から舐めるように見て舌を鳴らした。ムカついたけど笑顔で試供品を渡し、プリンの宣伝もする。
「あったかプリン? 置いてやってもいいぞ」
「本当ですか?」
「そのかわり……」
「ひぃっ!」
店主は私の胸を指でプニプニと突いた。
「ここに俺のを挟んでくれたらな」
「へ??」