年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
「そうですね。尚のこと綾香さんに感謝しなくちゃ」
由也くんは私のそばに来てありがとうと囁く。今夜は私から由也くんの手に自分の手を重ねた。由也くんは私にキスをしてから抱き上げてベッドに連れていく。相変わらずゆっくり優しくしてくれるけど、最近は私に可愛いと声を掛ける。勿論前みたいに綺麗ですって言ってもくれる。きちんと避妊もするし、私は安心しきって由也くんに身を任せていた。よく結婚したあとにご無沙汰になるとか言うけど由也くんはそんなことは無かった。偽の夫婦だからかもしれない、一緒に住んでたら違ったかもしれない。行為を終えると腕枕をしてまったりとする。そして週末に時計屋さんに行く約束をして由也くんは帰って行った。