年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
「あ。パパは星も好きだよ、結婚式は星空の綺麗な高原で挙げたんだよ。星も見せてあげたいなあ」
空を見上げるけど生憎の雨模様、あの高原に移動したところで天気も変わらないだろう。本屋さんに行き、天体写真集をペラペラめくる。由也くんと一緒に見た土星、木星、沢山の星座。そこにはプラネタリウムの案内が載っていた。なるほどと思い、早速私は電車で移動してプラネタリウムに向かった。料金を支払い、中に入る。時間になると照明が徐々に落ちて上映が始まり、暗いドームに星が浮かび上がると館内は歓声に沸いた。でも私は違和感を覚えた。所詮プラネタリウム、あの高原で見た満天の星とはスケールが違う。違いすぎる……。どうせならあの星空を見せたい。パパとママはこんな綺麗な空を見たんだよって。
「何してんだろな私。大体パパってママって……可笑しいじゃん」
産めないのに何を考えてるんだろう。ふと鎌谷の顔が浮かんだ。
『俺がその子の父親に……』
鎌谷と結婚すればこの子を産める。由也くんと同じ血液型なら余程のことが無ければバレないだろう。あんなに口は悪いけど面倒見はいい奴だと思う。ただの同僚の私をここまで助けてくれる。父親だって母親だっていい人だし妹だって懐いてくれてる。
空を見上げるけど生憎の雨模様、あの高原に移動したところで天気も変わらないだろう。本屋さんに行き、天体写真集をペラペラめくる。由也くんと一緒に見た土星、木星、沢山の星座。そこにはプラネタリウムの案内が載っていた。なるほどと思い、早速私は電車で移動してプラネタリウムに向かった。料金を支払い、中に入る。時間になると照明が徐々に落ちて上映が始まり、暗いドームに星が浮かび上がると館内は歓声に沸いた。でも私は違和感を覚えた。所詮プラネタリウム、あの高原で見た満天の星とはスケールが違う。違いすぎる……。どうせならあの星空を見せたい。パパとママはこんな綺麗な空を見たんだよって。
「何してんだろな私。大体パパってママって……可笑しいじゃん」
産めないのに何を考えてるんだろう。ふと鎌谷の顔が浮かんだ。
『俺がその子の父親に……』
鎌谷と結婚すればこの子を産める。由也くんと同じ血液型なら余程のことが無ければバレないだろう。あんなに口は悪いけど面倒見はいい奴だと思う。ただの同僚の私をここまで助けてくれる。父親だって母親だっていい人だし妹だって懐いてくれてる。