年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
「それか風俗行ってるか」
「ええっ? 由也くんはそんなこと」
「絶対しないって言えるか? 金はいっぱい持ってんだし」
有り得ない有り得ない。由也くんがそんなことしない。浮気なんて絶対……。
「……」
でも分からなくはない。私と本妻と二股するつもりでいるくらいだから、無いとは言えない。
「由也くんが由也くんが風俗……」
「だからこのボケが。ボンボンにそんな甲斐性もねーだろ」
「キャバクラ、ソープ、デルヘリ……」
「デルヘリじゃなくてデリヘル。ヘリコプターみたいだろ」
「デルヘル……? うわあああんっ!」
「あのなあ、今度はヘルメットかよ」
図星だ。由也くんを確実につなぎ止めるものは何も無い。法的手段も無い。