年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
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……あれ、ここは何処だっけ……ああ、由也くんと挙式した高原。新緑が綺麗だな……5月か6月、うん、そうだ。鐘の音が聞こえる……結婚式だ。純白のドレスに身を包む女性……後ろ姿で分からない。あ、あのドレスだ、私かな……? あ、振り返ってこっちを向いた……
『長谷川さん私、由也さんと幸せになりますっ』
「えっ!!」
私はガバッと起き上がった。真っ暗な室内、ベッドの上。
「……夢か」
寝汗をかいたのかパジャマがじっとりと纏わり付く。時計を見れば夜中の2時。このところ寝付いても夜中に目覚めてしまう。
「しかも綿菓子のドレス姿……」
夢でうなされて目覚める日もあれば、ふと目覚める日もある。どちらにしても夜中に目覚めて眠れなくなっていた。かれこれ2週間。
……あれ、ここは何処だっけ……ああ、由也くんと挙式した高原。新緑が綺麗だな……5月か6月、うん、そうだ。鐘の音が聞こえる……結婚式だ。純白のドレスに身を包む女性……後ろ姿で分からない。あ、あのドレスだ、私かな……? あ、振り返ってこっちを向いた……
『長谷川さん私、由也さんと幸せになりますっ』
「えっ!!」
私はガバッと起き上がった。真っ暗な室内、ベッドの上。
「……夢か」
寝汗をかいたのかパジャマがじっとりと纏わり付く。時計を見れば夜中の2時。このところ寝付いても夜中に目覚めてしまう。
「しかも綿菓子のドレス姿……」
夢でうなされて目覚める日もあれば、ふと目覚める日もある。どちらにしても夜中に目覚めて眠れなくなっていた。かれこれ2週間。