年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
「だ、駄目だよっ、そんなの。ちょっ……」
鎌谷は私の話も聞かずに出て行ってしまった。追いかけようにも私は点滴に繋がれ素早く動けない。仕方なくベッドに寝そべる。鎌谷にまた迷惑を掛けてしまった。
1時間程して鎌谷の母親はやって来た。過労なんだって?、ちゃんと食べてたの睡眠時間も無かったの?、酷い会社ね、女の子に無理させて、しばらくうちで休みなさい遠慮はいらないから、とまくし立てる。実家の母を思い出した。きっと母も音信不通の娘を心配してるだろうなって。