年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
社長は立ち上がり、ドカドカと足を踏み鳴らして由也くんの前に来た。こめかみには血管が浮き出て、白目は充血し始める。そして左手で由也くんの胸倉を掴んだ。
「貴様ーーっ!」
社長は握っていた右の拳を振り上げた。私は見ていられなくて目を閉じる。その瞬間、聞いたこともないような鈍い音が聞こえた……。
と同時に何かが私に触れ、私は押し倒されそうになった。
「よ、由也くん??」
目を開けて確認する。由也くんはふらついて私にもたれ掛かっていた。でもすぐに離れて直立する。