年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
「毎日こればかり飲んで部長に叱られました」
「へ?」
「だから最近は毎朝副社長室でこっそり飲んでます」
「はあ、お買い上げありがとうございます……」
二人とも無言でオレンジミルクティを飲む。時折吐く息がほんわかと白くなるのが見えた。
タイムスリップして恋人に戻ったようだった。隣にいるだけで暖かくて。
「……由也くん」
「はい」
「ありがとう、こないだのデート楽しかった」
「僕も楽しかった」
「私、間抜けだよね。ショーの時間も調べずに出掛けたりクレームブリュレの予約もしなかったり。でもあのデートで心残りは無くなったよ」
「……そうですか」
由也くんは俯いた。
「へ?」
「だから最近は毎朝副社長室でこっそり飲んでます」
「はあ、お買い上げありがとうございます……」
二人とも無言でオレンジミルクティを飲む。時折吐く息がほんわかと白くなるのが見えた。
タイムスリップして恋人に戻ったようだった。隣にいるだけで暖かくて。
「……由也くん」
「はい」
「ありがとう、こないだのデート楽しかった」
「僕も楽しかった」
「私、間抜けだよね。ショーの時間も調べずに出掛けたりクレームブリュレの予約もしなかったり。でもあのデートで心残りは無くなったよ」
「……そうですか」
由也くんは俯いた。