続・溺愛協奏曲 蓮と莉子の甘々な日々
周りの声にはちょっと不快だったけど木の下は日陰になっていてだいぶ涼しくて海岸の一番端っこのほうだけどとても快適
難点といえば海の家に遠いことくらい
早速レジャーシートを敷いて荷物を置くと慎ちゃんがなにやら電話中
皆、それぞれ思い思いのことをしていたけど慎ちゃんの一言で皆の歓声が上がった
「僕のところの家政婦さんが海の家のひとと知り合いで焼きそばとかかき氷とか届けてくれるって!僕が適当に頼んでおいたからよかったら食べてよ・・・もちろん僕の奢りだよ」
慎ちゃんの気遣いがなんだかとっても嬉しい
荷物を置いてパーカーを脱ぎながら慎ちゃんが話していて・・・・
パーカーを脱ぐと真っ白な色白な肌と心臓のあたりに斜めにある月のような大きな傷が目に入る
慎ちゃんはあたしの視線に気付いたのかにっこり笑うと事もなげに言い放った
「慎ちゃん・・・・」
「ああ、この傷?傷は多少残ったけど手術したお蔭でこうして生きていられるし莉子にも逢えたしここに居るみんなにも逢えた・・・・俺の名誉の勲章ってとこかな」
そう言ってパーカー放り投げた
名誉の勲章でなんて、慎ちゃんらしいな・・・あたしが微笑むと遠くから家政婦さんの声が響く
振り返ると中学生くらいの女の子と慎ちゃんのところの家政婦のおばさんが紙袋とクーラーボックスを抱えてこちらに向かって来ていた
難点といえば海の家に遠いことくらい
早速レジャーシートを敷いて荷物を置くと慎ちゃんがなにやら電話中
皆、それぞれ思い思いのことをしていたけど慎ちゃんの一言で皆の歓声が上がった
「僕のところの家政婦さんが海の家のひとと知り合いで焼きそばとかかき氷とか届けてくれるって!僕が適当に頼んでおいたからよかったら食べてよ・・・もちろん僕の奢りだよ」
慎ちゃんの気遣いがなんだかとっても嬉しい
荷物を置いてパーカーを脱ぎながら慎ちゃんが話していて・・・・
パーカーを脱ぐと真っ白な色白な肌と心臓のあたりに斜めにある月のような大きな傷が目に入る
慎ちゃんはあたしの視線に気付いたのかにっこり笑うと事もなげに言い放った
「慎ちゃん・・・・」
「ああ、この傷?傷は多少残ったけど手術したお蔭でこうして生きていられるし莉子にも逢えたしここに居るみんなにも逢えた・・・・俺の名誉の勲章ってとこかな」
そう言ってパーカー放り投げた
名誉の勲章でなんて、慎ちゃんらしいな・・・あたしが微笑むと遠くから家政婦さんの声が響く
振り返ると中学生くらいの女の子と慎ちゃんのところの家政婦のおばさんが紙袋とクーラーボックスを抱えてこちらに向かって来ていた