続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
え・・・・あたし?



「莉子に空港に見送りになんて来られたら・・・・気持ちが揺らぐ、お前のこと掻っ攫って
アメリカに連れて行っちまうかもしれねえ」




「蓮・・・・」




あたしはそっと蓮の頬に手を滑らせる



その表情が悲しそな目であたしを見つめていた




「そんなことになったらお前の親父さんとの約束破ることになっちまう・・・・だから見送りはいい」




蓮はそっとあたしの髪に手を絡ませながら優しい笑みを浮かべた




そうだね・・・・わかってなかったのはあたしのほう



あたしも別れが辛いけど蓮も同じように辛いんだ




そう考えるとなお一層愛しさが増してあたしは蓮をそっと抱きしめる




「蓮・・・・ごめんね蓮だって辛いのに」




「いや・・・・俺のほうこそごめん、莉子の気持ちは解っけど・・・本当にごめん」




泣き笑いのような表情を浮かべる蓮




たぶんこんな弱々しい顔を見せるのはあたしの前だけ・・・・そんな蓮も愛おしいと感じてしまう位あたしは蓮のことを愛している




蓮はそんなあたしに触れるようなキスをすると強く抱きしめながら囁くように話し出した



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