続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
もうすぐ春の足音が聞こえてきそうなある日、今日は卒業式


まだ少し肌寒い日が続いていたりするけれど春はもうすぐそこなんだということを実感させられる



長いようで短かった高校生活・・・・色々なことが頭を過る



辛いことも沢山あったけど嬉しいことも沢山あった



でもなによりも嬉しいことは生涯の伴侶となるべく人に出会えたこと



もちろんかけがえのない友人に出会えたこともあたしの生涯の財産だと思う




そんなことをうつらうつら頭の中で考えていたらいつの間にか式は終了していて・・・



体育館は沢山の人達で賑わい、それぞれが名残惜しそうに話をしていた



すると遠くのほうから駆け足でやってくる玲奈ちゃんが見える


隣には茜ちゃんもいて卒業証書と花束を抱えてなんだか満足げな表情



「お~い莉子ちゃ~んやっと終わったねえ!この後クラス皆で謝恩会だけど行く?」



「うん!行くよ~最後だしね」



「莉子~謝恩会はいいけど蓮にはそのこと話したの?ってか・・・蓮は卒業式には来ないの?
あいつのことだから絶対くると思ってたのに・・・」




「ああ、少し遅れてお父さんと一緒に来るみたい」



「そっか~じゃああたし達もそろそろ行こうか?」




茜ちゃんの言葉に頷いて歩き出そうとすると後ろからの声に引き留められる



振り返ると数人の男子がカメラ片手にあたしを見つめていた
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