続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「莉子に馴れ馴れしく話しかけんな、こいつはもう俺のもんだ解ったか!」



「「「「は・・・はい!」」」」



蓮の大きな声が体育館中に響き渡った



俺のものって・・・・あたし物じゃないし



でも、そんなふうに独占欲丸出しにされるのも案外心地いいと思ってしまうのはあたしが蓮に狂ってしまったからなのか・・・・?



そんなことを思って苦笑いを浮かべた



「莉子、卒業式終わったんだろ?」



「うん、終わったけどこの後クラスの皆で謝恩会があるらしくって一度家に帰って着替えてから茜ちゃんたちと皆で行こうかななんて思ってたんだけど・・・・」




「あ?そんなこと聞いてねえぞ!莉子、お前忘れてんじゃねえだろうなこの後役所に書類提出しに二人で行くって約束してたじゃねえか」



「忘れてるわけないじゃん!だけど謝恩会は集まるのは夕方だし時間はまだたっぷりあるし
市役所に行ってもまだ全然余裕だよね」



そう答えるあたしに深い溜息をつく蓮



近寄ってあたしの腰を引き寄せて抱きしめたかと思うと耳元で囁いた



「莉子とふたりでお祝いしようと思って紗枝子んとこのホテル予約したのに・・・俺を一人で泊まらせる気か?」



え・・・ホテル?紗枝子さんのところのって・・・・超一流ホテルだよね?いつの間に?




「蓮・・・あの「謝恩会は一時間・・・それ以上は駄目だ!もし遅れたらお仕置きだぞ?いいな?」



蓮はそう言うとそっと額に唇を寄せてリップ音を響かせた
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