続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「全く・・・・蓮らしいわ、監禁ってある意味病気かもね」




「ああ、茜の言うとおり病気なのかもな・・・ほら、そろそろ行くぞ」



「あ・・・・うん、じゃあ後でね」



蓮に手を引かれて体育館を後にする


周りからは比呂美さんとはどうなってんのなどの声もちらほら聞こえたりして・・・・



あたしはそんな声を聴くたびに笑いを堪えるのに必死だ



「なに笑ってんだ?」



「だ・・・だってまだ比呂美さんのこと皆言ってるんだなって思って・・・まさかあんなどんでん返しがあるなんて思ってもいないからなんかおかしくって・・」




「そうだな・・・まさか男だとは誰も思わねえわな、この間茜に話したら目まんまるにして驚いてたぞ」



くすくす笑うあたしにつられて笑い出した蓮



でも、比呂美さんが男だってことはあたし達しか知らないトップシークレット



「蓮!そんな大きな声で言ったら皆に聞こえるし!」



「あ?誰も聞いてねえ、おいそれよりあれ莉子の親父さんじゃねえか?」



校門の前に立って黒塗りの車の横に立ち待っているのは紛れもないあたしのお父さん



黒のスーツ姿で真っ赤なネクタイのお父さんはあたしと蓮を見つけるとニッコリ微笑んだ




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