続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「あ?今なんつった?二人っきりでお茶だと!ふざけんのもいい加減にしろ」



「いい加減にしろって言われても、俺は幼馴染として交流を深めたいって思ってるだけなんだけどな・・・・莉子とこうして逢うのも久しぶりだし、転校初日を祝しておいしいケーキの店にでも連れて行こうかと思っただけなんだけど・・・・」



怒りできれそうな蓮に向かってあくまでも冷静な態度で接する慎ちゃん



他のひとだったら怖気づいて言葉も発せないだろうな



それくらい蓮は不機嫌全開で慎ちゃんのほうをじっと見つめたまま



でも、慎ちゃんとはここ最近全然逢ってなくって積もる話もあるからゆっくりお茶でも飲みながらってのはあたしも前から考えてはいたんだけど・・・・



「じゃ・・・・じゃあ三人でお茶しない?人数が多いほうが楽しいし、せっかくだから涼くんも拓巳くんも一緒に!ほ・・・ほら!同じクラスだし交流を深める意味でもここは・・・ね」




「あ?莉子、本気で言ってんのか?・・・つか、交流ってなんだよ」



「せっかく同じクラスになったのも何かの縁だし・・・・って思っただけなんだけど・・・・
駄目だった?」



あたしが背の高い蓮を見上げながらそう言うと蓮は一瞬言葉を詰まらせながら頬を赤く染めた



・・・・・ん?蓮照れてる?




あたしなんか照れるようなこと蓮に言ったかな?



「ったく・・・・お前マジで反則だぞ!それ!解ってんのか、おい「くくくっ・・・莉子ちゃんにかかっちゃ流石の蓮も形無しだな、でも莉子ちゃん申し出はありがたいけど生憎これから
生徒会の集まりがあるから僕は失礼するよ皆で楽しんできなよ」


涼くんはそう言いながら筆記用具やプリントを準備していた



拓巳くんも野暮用があるとかでひらひらと手を振りながら急ぎ足で帰って行く
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