しわくちゃになったら、会いに行きます。
お兄ちゃんもそれに気付いたのか、眉間にしわを寄せる。
観念したようにため息をついた堀泉さん。
一瞬、嫌な予感がした。
「昨日、緊急搬送された」
お兄ちゃんが勢いよく立ち上がる。顔は蒼白で、血の気がまるでない。
たぶん、お母さんか、彰太くんあたりを思い出したんだろう。
それを窘めて、堀泉さんは静かに説明を始めた。
「昨日、サークルメンバーと久しぶりに会ったんだ。
帰り際にアイツ、急にぶっ倒れて」